東北旅2日目
松島や…
石巻を出たら、再び仙台方面の電車に乗って松島へ。
行きもチラッと見えたのだけれど、着く前、電車が水の上を走っているように見えるエリアがあった。朝は靄がかかっていて幻想的。そういえば、スイスを旅行していた時に似たような景色をみたような。海ではなくて湖だったか。ローザンヌの近くかなぁ。
言わずと知れた日本三景の一つ、松島はやっぱり迫力の景色!不思議な光景だなぁ。「松島や ああ松島や 松島や」…は実は松尾芭蕉の句ではない、ということも聞いたことがあるのだけれど、実際どうなのだろう。景色が素晴らしすぎて句が詠めなかった、という気持ちはわかる気がする。
駅前はいわゆる観光地、そして日本人のご年配が多そうな雰囲気。駅前のお店に入るのは微妙に敗北感を感じたのだが、美味しそうなピザに釣られてイタリアンに入ってしまった。しっかり窯で焼いているのだそう。ピザだけでなくパネッレが死ぬほど美味しかった。
海岸線を散歩して帰ろうと思っていたのだけれど、遊覧船を発見。駅前から乗り場まで各社の引き合い合戦だった。
乗り物酔いしやすいので、船は苦手なんだけど…。グイグイとチケットを売ろうとするおじさんに見せられた航路の地図を眺めながら「乗り物酔いしやすいんですけど…揺れますかね?」と聞いたら「この辺で一番大きな船だよ!」と返された笑。まぁ、そりゃそうか。遠く外海に出るわけでもないしね。
震災の時は、連なる島のお陰で津波の威力が弱まったそうだ。それでも、被害を受けた建物もあったし、有名な観光スポットだった岩が崩れたりしたらしい。
さて、観光船。想像していたよりも全然大きな船が来た!チケット売り場のおじさんの言った通り!とても快適でした。さっきまで少しチラついていた雨も止んで、素晴らしい景色。日本三景が本気だした感じ…。